情報の信憑性【どんな情報を信じて生きていくべきなのか】
人って、いつ何時でも、いろいろなたくさんの情報を受け取り、そして、それを元に判断したり、価値観さえも形成されたりするんやと思う。
しかし、その情報の信憑性、つまりその情報がほんまかどうかを考えたり、疑ったりしたりしてるだろうか?自分はほんまにほんまの情報から判断してるんだろうか?って考えてみることってとても大切なことやと思う。
人は大きな組織の情報を信じがちである。テレビや、新聞、学校や国から発信される情報は無条件で信じて、意外と一番近い家族や友達からの情報を疑ったりする。
情報には種類があり、一次情報から二次情報、三次情報と続く。
一時情報
一時情報は自分で体験したり、見たりして自分で感じたり、発見したりしたオリジナルの情報。
つまり、100%自分の情報。これってその後の人生にすごく影響したり、考えの元になったりするんやと思う。
二次情報
二次情報は、誰かが体験した情報をその人から聞いたもの。
つまり、自分の感じたものでなく、誰かが感じたものをその人から聞くこと。
三次情報
三次情報は、誰かが聞いたものを、誰かがまとめたり、わかりやすく説明したりして、自分のところまで来たもの。
四次情報
四次情報は、また別の誰かが、誰かに伝え、その情報を誰かから聞いたもの。
どれが、一番信頼できる情報やろう?もちろん、一次情報やと思う。
それが他人にどう評価されようが、自分が感じたものは、自分にとって一番の真実なんやと思う。
一次情報だけを求めたり、それだけに頼った判断は、視野が狭すぎて、生きるのに苦労する。
けど、インターネットやマスコミ、教科書からの情報だけを信じて生きていくのもどうかと思う。
人は、100人いてたら、100通りの考えや感じ方がある。
大きな情報には、そこに利害が関係してたり、都合良く捻じ曲げられたものも多いのも事実。
人を信じないことをすすめてるんじゃなくて、ひとそれぞれの立場や考え方、感じ方を通して、自分にその情報が届いてることを意識するのって、大切なんやと思う。
聞いた話によると、一次情報は、信頼100%。だって、自分が感じるそのままやもんね。
二次情報は、その30%らしい。
三次情報になると、30%の30%やから、9%。ほんまに信頼できるどうかは、9%らしい。
四次情報になると、3%。極端な話かも知れないけど、結構当てはまるんとちゃうかな?
まるっきりの嘘や、悪意ある情報を提供する人もいるからね~。
だから、今のこの時代やからこそ、大きな組織からの情報より、より小さな身近な情報が大切なんやと思う。
インターネットやテレビからの情報だけでなく、知りたいことがあれば、現地や現場に行ったり、その情報に関わる人たちと直接話したりすることってほんまに大事やと思う。
そこにしか真実はないんとちゃうかな?
自分自身、アメリカで暮らしてみたり、起業して会社を経営したり、障がい者と関わって一緒に仕事をしたり、いろんなことを経験してるけど、それまでのイメージ、つまり何次情報かわからへんぐらいの人を通して受け取る情報とは、全然違う体験や感じ方をしてる。
そこには、驚きがあり、感動があり、一般に受け入れられている情報に大きな疑問を感じたり、憤りを感じたりもする。だから、体験って、ほんまに大切やと思う。
生きている限り、この一次情報に近い情報を自分で感じ、考え、そしてそこから行動していく自分でありたいな~と思う。