Dreamsの中で一番優しいスタッフ『たけおちゃん』
こんにちは!宮平です!
前回は自分のことやったんで、今回はうちのスタッフのお話をしたいと思います。
今は、ファンタジーマネージャーとしてがんばってくれてる、たけおちゃん。
うちで働くようになって、9年になる。
はじめはアルバイトとしてのスタート!!
何と、当時UCWに入っていた他店舗で2件面接を落ちた後で、
ポップコーンパパに面接に来てくれた。福井から出てきて、芸術大学を中退の22歳。
顔黒で、見かけは当時流行りの「ギャル男」。チャラ男っぽかったな~。
ギャル男時代のたけおちゃん(左)
しかし、内面は優しく、乙女な心の持ち主。
デザインやディスプレイに興味があって、休みの日に自分でいろいろなものを買ってきては、お店のディスプレイを進んでやってくれてた。
イラストレーターの技術もかなり高く、ポップやチラシも作ってくれてた。
ポップコーンパパのことを本当に好きになってくれて、
仲間やお店に対する愛情は、ほんまに大きかった。
彼の行動はそれを物語ってた!本気のディスプレイやったからね!!
しかし、肝心の本人は、消極的でマイナス思考。
他人と目を合わすことが出来ずに、それを悩んでるくらい!
接客業やのに、お客さまと目を合わせるのが怖いって言うてたもんな~!
そんな彼が社員になり、いろんな仕事を任されるようになる。
周りのみんなは、応援してくれることもあるけど、平気で不満もぶつけてくる。
優しい彼に対しては、みんな物申しやすかったんやと思う。
当時は口が達者な女性アルバイトがたくさんで、ほんまに大変やったろうね。
そんな中、前任の女性店長が退職することになり、彼が店長候補に!
ある日、事務所に戻ると彼が机の上にうつ伏せになってた。
震えながら、うつ伏せ。ヒックヒックと何かをこらえてる様子。
「どないしたん?」とビックリして聞くと、泣きながら、
「店長になるのが怖いんです。みんなからの目が怖いんです・・・」と。
実際に店長になると、本当にいろいろな問題あったな~。
「店長が頼りない」とか、「何でたけおさんだけ特別扱いなんですか?」
という意見があったり、なかなかお店のスタッフがまとまらなかったり。
何度も泣きながら、時にはスタッフと一緒に泣きながら、
ひとつひとつの壁を乗り越えて、しっかり一歩一歩前進し、店長を後輩に譲り、
今は、「ファンタジーマネージャー」。これも自分で決めた役職名(笑)。
お店のディスプレイや世界観づくりに欠かせない存在になってくれてる。
迷いながらもみんなの相談に乗ったり、アドバイスしてくれたり、
スタッフに接客について講義したり、USJマジカルツアーをしてくれたりしてる。
「仕事を愉しむ」実践者としてがんばってる彼は、別人になったね~!!
仕事、人の役に立つ事、人と関わる事、これらが人を成長させることに大きく大きく繋がってるんやとつくづく思う。
身近にこんな成長を感じさせてくれる仲間に感謝!!