【ついてない日】の捉え方
先日、人生にとって、とてもとても大切なことを学んだ。それは、
「良くないこと」があるからこそ、「いいこと」を感じることが出来る
ということ。ごくごく当たり前のことのように思えるけど、普通に生きてたら、忘れてしまいがちなことである。暗闇があるから明るさがわかるように、何かを見たり、味わったり、感じたりするということは、その対極にあるものがあるということに他ならない。
深い悲しみや辛さがあるからこそ、楽しさや充実感を感じることが出来る。だから、嫌な経験や辛い出来事は、将来その対極にある感覚を味わうために起こっていると考えることが出来る。渦中にいれば、なかなかこんなことを考えることは、難しいかもしれないけど、この感覚を持ち合わせておけば、長い年月をかけて味わうことの出来る「あの感覚」を短期間で身に付けることが出来るとのこと。それは、「あのことがあったからこそ、今がある」と思えること、その時の感覚。
過去の辛いことや悔しい出来事があったから、それを乗り越え、考えが変わったり、いろいろな人との出会いが会って、「今」を味わうことが出来ている。そういうことって、結構経験しますよね。その感覚を自分の中に持っておくことが非常に大切。今、この嫌な辛い出来事は、将来素敵な出来事にめぐり合うための準備なんだと思うこと自体は、自分の自由。なかなか完全にそんな風に思えなくても、少しでもそんな風に考えることが出来たら、ほんの少しだけ楽になるかも知れない。ええお話やな～と思った。
先々週の日曜日、休みやのに午前中だけ仕事をしようと思い、会社に出掛けた。普段使っているポップコーンの機械の点検と修理をしようと思い、知り合いの会社に持って行く予定でした。朝早くに起き、まずは会社のお掃除！！機嫌良くやってたのに、カッターを使った時に指を切ってしまった。嫌やな～と思いつつも気にせず、機械を車に積んで、知り合いの会社に出発。日曜日の朝から手伝ってもらったのに、思うように修理出来ず。2時間半も付き合ってくれました。本当に申し訳なかったです。昼から息子と映画に行く約束をしていたので、急いで帰る途中に信号無視で捕まって、罰金。映画を観てる途中でビールがこぼれて、白いズボンが黄色に！何かついてない一日でした。
以前やったら、「休みに頑張ってるのに、何でこんなことばっかり起こるねん！」と腹を立ててたんですが、「これは、次に起こるええことの前準備かな」と思うと、楽しくなってきました。同じ出来事やのに考え方でえらい違うな～とつくづく感じる、ついてない一日でした。
