日本の採用活動についての疑問点
やっぱり、可能であれば、すごく仕事が出来、素直なええスタッフを採用したい。
けど、一方でこんな疑問も感じる。
「大きい会社や素敵な会社がええ人材を採用したら、あまりええ人材と言われない学生達は、よくない会社に行くんやろうか?」
これって、当たり前なんかも知れん。
学生の努力が足りへんことも大いにあるんやと思う。
けど、これが繰り返されたら、「出来の悪い」と言われる学生は行き場を失うんちゃうかなと思ったりする。
それはしゃあないやろうとか、そこで努力せんと!という声があるんやと思う。
けど、ええとこ取りしようとする社会に何か違和感を感じたりする。
こう感じるのは、自分だけなんやろうか?
自分を振り返ると、つくづく感じることがある。
「出来の悪い」自分と支援してくれた、たくさんの人が人生を創ってくれた。
高校生の時、年をごまかして、茶髪のタンクトップで面接にいったのに、明日からアルバイトに来いと言ってくれた、居酒屋の眞鍋店長、
大学にほとんど行ってなくて、単位も取得してない、結局留年して卒業が遅れた自分を雇ってくれたエスケイジャパンの久保社長、
アメリカに行って、ほぼ英語を喋れない、訳の分からへん日本から来て間もない学生を採用してくれたubonの高橋さん、
経験も信頼もない一人で会社をやってる男に事業を譲るために必死に動き、実行してくれた株式会社パルの清水さん、
他にも数えられへんくらいの支援があったからこそ、今の自分がある。
思い返すと、自分はほんまに「出来の悪い」ヤツやったと思う。
けど、そんな自分でも支えてくえた人がたくさん居てた。
それって、凄いし、大切なことやと思う。
だから、いろんな仲間と一緒に働きたいと思う。
「出来の悪い」と言われるヤツも一緒になれば、そいつが一所懸命になれば、ええもんになるんやと思う。
簡単じゃないけど、そういう思いを忘れんようにしたいな~とも思う。
皆さんはどう思いますか?