甚平と一本下駄
今年の夏は、自分の中でちょっとだけマイブームがありました。甚平と一本下駄です!!始まりは、熊野で出逢った人が甚平を着てて、「恰好ええなぁ」と思い、近くの店で甚平を買い、それに合わせて、下駄を通販で購入。選んでるうちに、普通の下駄と一緒に一本下駄も欲しいなと思って、両方を購入。
僕は真の日本人を目指してるんで、今年は普段から甚平を着ることにしました。なかなか涼しくて氣持ちええし、ムチャクチャ楽ちん。夏らしくて、ええもんやから、仕事の時も甚平でお店まわりをしてます。隣のお店の人は、下駄の音がしたら、僕がやって来たと氣づくらしい。「鬼太郎みたいやなぁ」と言われてるみたいです。
みんなと同じ格好をしてなかったら、いろんな反応が返ってくるから面白い。うちのスタッフからは、「それって、宮平さんの普段着なんですか?」と不思議な顔をされたりするし、近所のおばあちゃんは一本下駄を見て、「あんた、そんなんでよう歩けるなぁあ~!」とビックリしながら声をかけてくれます。小学生の女の子なんかは一本下駄を見て、「あれ見て見て!」と友達とコソコソ話してるのが面白い。見てくれてる人を観察するのは、楽しいもんでもあります。
8月1日がうちの嫁の誕生日なんで、京都のちょっとええレストランにランチを食べに行ったんですが、その時も甚平と一本下駄で行こうとしたら、嫁が「いや、やめて~!」って言われたんで、普通の下駄に履き替えて行きました。嫁は自分が履くんじゃないのに、嫌らしい。
甚平を着てるんで、お店の人が帰り際に、「コロナで祇園祭りもないのに、どこかでお祭りですか?」と聞いてきたんで、「普段着です」と言うと、「そうなんですね!」と笑顔になってた。こういう反応は嬉しいもんです。
甚平は安いし、涼しいし、着心地ええし、ほんまにええもんやと思います。一本下駄は、歩いてるだけで体幹鍛えれるみたいですし、ほんまに健康的やなぁと感じてます。みなさんも来年の夏は「甚平と一本下駄」、いかがでしょうか?