株式会社Dreams 16歳!
今年はコロナのせいで、氣が散漫していたのか、ただボケ~っとしてたのか、自分でもようわからへんけど、うちの会社の誕生日を忘れてた。
Dreamsの誕生日は6月13日。Dreamsは、16年前の2005年6月13日にポップコーンの事業を受け継ぐ形で生まれた。自分の人生にとって、ムチャクチャ大事な日やのに、何となく過ごしていた。いい意味で捉えたら、それ程この会社、Dreamsという存在が自分の中で当たり前、一心同体になっているからか。しかし、ただ忘れてたというだけでもある。
氣づいたのは、6月18日の金曜日。ふと、「あ、そや。Dreamsが出来て16年になるわ!」って感じで思い出した。「もう16年か~。」と言うあっという間やった氣もするし、「16年、ほんまにいろいろあったなぁ。」と感慨深くなるもんやったりもする。自分が今年で49歳やから、人生の3分の1をこの会社Dreams、そしてポップコーンパパと共に過ごしている。
偶然の出逢いと不思議なご縁で始まったこのDreams。ポップコーン屋さんと言うお仕事は、何度となく天職やと思ったけど、今でもその思いは変わらず。うちのテーマというか、スローガンみたいなのは、「はじけるほど、笑おう。」。大事にしてることが、「ワクワク」、「愉しむ」、「成長」、「積小為大」など。
これらが、ポップコーン屋さんにピッタリ合ってる。そして、それらは、自分の中で大きくゆるぎのないものであり、「自分自身」と言う存在を創り上げてきてくれたものでもある。不思議なご縁が「自分」を育ててくれたと感謝する。
ほんまにこの16年、いろいろなことがあった。会社が始まった当時は、事務所も無く、天保山店の中に机を二つ置いてのスタート。あんな狭い中でようやってたなぁと「昔の自分」に感心する。それから16年間、今考えると、うまくいったことよりも、うまくいかなかったことの方がはるかに多い氣がする。
一所懸命やったから、「試行錯誤」してたんやろうなぁと思う。試行錯誤という言葉は、一所懸命との組み合わせなんやとつくづく感じる。未来への不安からか、勢いに任せてなのか、ただの自分の興味本位なのか、たくさんのことにもチャレンジした。
振り返ると、チャレンジなんか、身勝手な行動なんか、ようわからへんこともたくさんある。そんな中、去っていった仲間もいてるし、信頼を失ったことも多々あると思う。けど、そんな自分にも関わらず、支えてくれた仲間、お客さま、取引先、そして友人があってこその16年間やったとつくづく感じる。
ここ最近になって、特にこのコロナを迎えてから少し成長したんかな?とも感じる。何がきっかけか、ようわからへんけど、スタッフのみんなや家族のことも自然に信頼できてる自分がいてるし、そこにあんまり不安を感じへんようになった。
何とも不思議な感覚やねんけど、覚悟が自然に身についたというか、自分が「ゼロ」になっても、全然大丈夫!という何か確信めいたものが、腑に落ちている自分がいる。そんな自分を感じたりもするし、自信が揺らぐことも多くある。ほんまにまだまだやけど、これからも仲間と共に成長していきたい。
そして、「ほんまにええ人生やったなぁ」と思える人生の締めくくりを迎えることが出来ることこそが、ええもんやと教えてくれた、この会社との16年でした。
ほんまにみなさんのご支援のおかげでここまで来れました。ムチャクチャありがとうございます。そして、今後とも宜しくお願いします。