本当に大切なもの
コロナでこの数ヶ月、本当にいろいろなことを考えされられる。大変でもあるけど、こういう機会がなかったら、深く考えることがないようなこともいろいろと考えることが出来るので、そういう意味では実に有り難いことだとも感じる。
深く感じるのは、このコロナがきっかけとなって、人々の価値観や考え方が大きく変化するだろうということ。というか、ここで考え方が変わらなければ、あかるい未来が訪れる可能性は随分と低くなるだろうとも思う。
僕が今一番感じてるのは、「人々は求めすぎたんじゃないだろうか?」ということ。このコロナの騒ぎが大きくなって、今いろいろなことが制限されている。移動も、買い物も、エンターテイメントも、インバウンドも、他にもたくさんたくさん、今まで当たり前のようにあったことやものが生活から抜け落ちている。けど、自分の生活は以前と変わることなく、「今」がある。今まで求めていたものや当たり前にあったことは、本当に必要だったのか?と疑問を抱く。
もしかしたら、「生きる」という局面に置いて、本当に必要だったのか?と思うのです。「ほんまは、無かっても全然大丈夫なことが多いんとちゃうんかな?」という薄っすらとした疑問が脳裏に湧いてきます。どう感じるでしょうか?僕らはいつの間にか、欲望を掻き立てられ、本当に必要のないものまで手に入れようとしていたんじゃないか?と感じるんです。いかがでしょう?
僕が大切やなぁと思う言葉に「自立・自律・克己」があります。これは、僕が好きな言葉を3つ並べたもの。この反対が、「依存・他律・わがまま/妥協」です。反対の言葉を見れば、「自立・自律・克己」って、ほんまに大切なもんやと思うんです。僕だけかな?しかし、現在の僕たちを含めた日本国民、大人たちの多くは、「依存・他律・わがまま/妥協」になってないでしょうか?何かと政府の文句を言いながら、依存してわがままになってしまってるような気がします。
この2020年こそが時代の転換期になる年やとも思っています!今、疑問を感じたことに対して、「依存・他律・わがまま/妥協」の精神でいたら、ますますお金と法律によって大きな力に支配されて、ただ労働と消費を繰り返す奴隷のような人生を選ぶことになるんやと思います。
こんな時だからこそ、「自立・自律・克己」の精神で、1000年前の日本人、そして1000年後の日本人が誇りに思える決断を実行出来る自分でありたいなぁと心底思います。たぶん、その決断は、現在の価値観を大切にしてる周りの人からは、「あほちゃうか?」「お前、何考えてるねん?」と言われるもんやと思います。
だから、周りのみんなが「ごもっとも!!」「それって、合理的でええやん!」と言われるものほど疑問に感じることが大切やとも思います。人として足を踏み外しているものでなければ、周りの人が言うことの逆のことが長い目(1000年くらい)で見ると、正しいのかも知れません。
とりとめもないお話をしましたが、お金ではないものを我々の先輩方、日本人は大切にしてきた!ということを改めて感じる、考える、そういう機会が今、目の前に来ています。ここでの選択、決断次第で未来は大きく変わってきます!素敵な日本人として人生を全うしたいですね。感謝!!