日めくりカレンダー【氣づく人になる】
うちの会社の事務所にはたくさんの日めくりカレンダーがある。いろんな格言を月ごとにめくっていくのが5つ、365日の日めくりカレンダー3つ。合計8つもある。事務所のスタッフには、何でこんなにあるんですか?多すぎないですか?と言われつつも、自分が好きなんで、飾ってある。毎日その格言に勇気づけられるときもあるし、日々の自分の行動・言動を振り返り、反省させられることもよくある。
そんな中で、自分はこの言葉が好き!というものを今回は紹介させていただきたい。鍵山秀三郎さんの日めくりから、「氣づく人になる」。
説明文には、こうある。「できるだけ気づく人になる。生きていくうえでもっとも大切なことだと思います。気づかない人は、自分も周りの人も不幸にします。」毎月24日にこの言葉を目にするが、深く反省させられることもあるし、勇気をもらったりもする。自分の人生を振り返ると、たくさんの「氣づき」があったからこそ、「今の会社」があり、「今のお店」があると確信する。
14年前に二つの小さなお店から始まった会社、株式会社Dreams。お店はあったものの、改善することは盛りだくさんやった。お店を片付け、倉庫を片付け、動線を考え、仕組みを改良し、とにかく自分が氣づいたことをどんどん進めていった。スタッフからの反対もあったりもした。けど、その瞬間は面倒くさく感じることも長い目で見たら、必ず良くなる!と信じて、いろいろと実践してきた。そのおかげもあり、14年経った現在は、4店舗と事務所や工場部門も構えることが出来るようになった。当時2名だった社員数は現在11名。アルバイトスタッフの数も3倍くらいになってる。成長している会社に比べると大したことはないかもやけど、スタッフの意識も当時とはかなり違ってると思う。かなり成長した実感がある。
真剣に物事を考えれば考えるほど、「氣づき」の力も大きくなるのを実感する。今後も商品の品質や開発、スタッフの働き方や姿勢、お店の中のディスプレイやポップなどの細かい事やお掃除、全体的な仕組みなどいろいろなことに氣づいて、ええ会社・ええお店にしていきたい。
こんな感じで勇気づけられる反面、この言葉からは反省させられることも多い。素敵なお店や会社を訪ねると、自分の会社やお店、自分自身の出来て無さにがっかりする。自分では氣づいているはずだったのに、後回しにして忘れてたりしてたこと、氣づかぬふりをしていたこと、とても大切なことやのに、ほんまに氣づいてなかったこと・・・・などなど。周りの人の行動・言動から氣づかされることも多い。そこから学び、実践につなげていくことは、とても重要だ。この姿勢をずっとずっと大切にしたい。
生きている限りは、「氣づく人」になり、自分も周りも幸せになる、そういう人生を歩んでいきたい。