【ダイバーシティー】多様性のある仲間と働くということ
今日は、自分が考える多様性(ダイバーシティー)について書こうと思う。
人生を通じていろいろな人と出会い、外国でも生活をし、たくさんの方々に助けられ、支えられて「今」がある。本当にいろいろな人と関わる中でたくさんの感動をいただいた。
中学時代は新聞配達、高校の時は居酒屋でのアルバイト、大学では高級クラブのウエイター、その他パチンコや引っ越し、建築関係、たくさんのアルバイトをするなかで、辛いこともあったし、すごく味方になって支えてもらったこともある。
特にアメリカでの生活では、言葉がなかなか通じない中、馬鹿にされたり、無視されたりして本当に悔しい思いをしたこともあるし、反対にすごく親身になって、言葉を理解しようと付き合って優しくしてくれる人もいた。
人生って、人で傷つき、そして人によって支えられるもんなんやな~とつくづく思う。
自分にたくさんの愛情をかけ、見守り支えてくれた方々への恩返しのためにも、出来るだけ周りの人達の支えになるように生きたいな~と思う。
まだまだ出来てはいないが、そういう生き方をしたいと常々思っている。
特に、なかなか自分を表現出来なかったり、頑張る思いはあるものの、なかなかうまくいかない人と一緒に成長することが、自分にとっては快感やし、とてもとても意味のあることやと感じている。
また、そういう少し変わってたり、弱かったりする人と共に協力して何かを創り上げるのは面白い。
そんな思いがあってか、うちではいろいろなキャラクターのスタッフがたくさんいる。
USJに1500回以上通ってるテーマパークおたくや、劇団四季おたく、入社して初給料より早くに結婚しますと報告にきたスタッフ、高知に年に何度も通う高知おたく、なかなか面白い仲間たちである。
自分を含め、どのスタッフもいわゆる一流や優秀というには程遠いけど、みんな一様に優しく人を思いやる心が大きい連中である。
だからこそやと思うけど、さっき言うてたような少し弱いところがある仲間をすんなり受け入れる空気がある。
外国から来てる留学生やワーキングホリデーで日本に来てて、なかなか言葉が通じない若者も良くアルバイトに来てくれる。
今も韓国とマカオから来てるスタッフが元気に働いてくれている。
自分も経験したことやけど、言葉のなかなか通じない異国の人が受け入れて仲間として働けることの喜びは、人生にとってほんまに素敵な経験になる。
また、4人の障がい者の子たちがアルバイトとして頑張ってくれている。
うちは小さな会社やけど、障がい者の職業実習生もしょっちゅう来てる。
今は特別支援学校から一人。今月から来月にかけては、就労移行支援機関から二人。
みんな、障がい者と一緒に働くことにそんなに抵抗がないように見える。
というか、どうやったら彼ら彼女らと協力して力を発揮してもらえるかを考えていろいろとトライしてくれている。
そんな会話をしてる仲間を見てるとほんまに嬉しくなる。その4人のアルバイトのうちの一人がこの4月から社員になる。ほんまに嬉しい。
社員を目指してがんばって2年と少し。本人から「社員になって頑張りたい」とみんなに宣言してくれた。
先日も休みやのに、ミーティングに参加してくれていた。
これからもいろいろな人と働き、仕事を通じてみんなと共に人生を豊かにしたいな~と思う。
精鋭が揃う会社よりも、不器用な人が多いけど、すごく価値あるものをみんなで協力して創り上げる、そんな会社を目指していきたい。