ポップコーンパパ ストーリー【エピソード2】Dreams Inc.の誕生
有限会社楽笑
2004年、私宮平は、有限会社楽笑という会社を設立。
学生の頃からずっと夢やった独立、社長になった。
小さなUFOキャッチャー「ネオミニ」と言うマシンをいろいろな所に置いてもらって売上アップのお手伝いをする仕事。
よくスーパー銭湯やツタヤの前なんかに置いてるガチャガチャみたいなもんやね。社長と言っても、社員は宮平一人。
でも、独立した時は嬉しかった。夢が現実のものになったのも良かったけど、何より独立という一歩を踏み出せた自分を誇らしく思えた。
それまでは、出来ない理由や不安ばかりが頭をよぎって、なかなかこの一歩を踏み出されへんかったから。
ポップコーンパパとの出会い
銭湯やツタヤ、駅前の売店とかいろな取引先があったんやけど、そのうちの一つがポップコーンパパやってんね。
2004年の年末から㈱パルの清水さんから、もしかしたら、このポップコーンの事業から撤退するかもしれませんと聞いてた。
そして翌年のゴールデンウィークにどんなもんか知るためにお店で3~4日、研修生としてポップコーンを作ったり、販売したりした。
この時はポップコーン店をやることに俺はそんなに乗り気じゃなかった。
実は、アメリカに住んでた当時、ムチャクチャ美味しいハンバーガーショップがあって、それを日本で出店したいと考えててんね~。
けど、この研修の間に聞いた、当時の店長木村さんからの言葉に感動して、「やろう!!」と決意した!!あまい系のポップコーンを作りながらシンクの中でかき混ぜてる時に、
「ポップコーンはデリケートですから、優しく心を込めて扱ってくださいね。その愛情がポップコーンを美味しくして、お客様にも伝わると思うんです。」
と、ちょっと言葉は違うかもしれんけど、こんなことを言うてくれた。
それまで、「たかが、ポップコーン・・・」が、この瞬間に何かが変わった!
「そうか!こんなに心を込めてポップコーンを作ってるねんな~。これやったら、やる価値があるし、やりがいもある!」
って。これがほんまの始まりやったんかもね~。
株式会社Dreams設立
2005年6月13日株式会社Dreams設立。その年の7月からDreamsが営業する体制に変わった。
株式会社コジットの久保さんが当時は一緒に立ち上げを手伝ってくれました。2人で頑張っててんけど、その前のスタッフも引き継いでのスタートやから、いろいろな労務的なことも整えなあかんし、何も知らんから大変やった。
いざ、お店をやり出してみると、当時はとにかく汚かってんね。お店もキッチンも、特に倉庫なんかは特にどこに何があるかわからへんような状態やったもんね。
こんなわけ分からんヤツがいきなり社長やし、掃除とかやらなあかんこともあるし、何しろ頑張ってるスタッフの子達に申し訳ないのもあるし、半年くらいはほとんど休みなしで毎日毎日掃除をしてた。
少し落ち着いて仕事が出来るようになるのにそれ位かかってんね~。今考えたら、よう頑張ったな~って感じやね。
to be continued