仕事が愉しくて仕方が無かった高校時代
こんにちは!宮平です。
今日は、僕の中学・高校時代の話を書こうと思います。
以前にお話ししたように、初めてお金を貰って仕事をしたのは、中学時代。
朝早くに起きて、新聞配達の仕事をやり、お金を稼ぐことの出来る自分を誇らしく思えた。
なんだか、ほんまに懐かしい。この時は、一人でする仕事で、自分なりに出来るだけ早く、正確になるよう努力した。
仲間と共に本格的に仕事をするのが、高校一年生から始めた居酒屋でのアルバイト。
今はもう時効になってると思うから告白するが、高校生やのに年齢をごまかして(16歳の時に19歳と言うて、面接に合格)、夕方から朝まで働いて始発で家に帰り、それから学校に行ってた。
もちろん毎日眠たいから学校では、ほどんど寝てた。
堺市立泉陽高校に通ってたけど、開校以来、授業中に寝た時間はダントツの一番やと思う。
それくらい、ずっと寝てた。今思うと、学生時代はちゃんと勉強した方が良かったと反省する。
母子家庭ということもあって、家計を助けたいということもあったが、夜中じゅう働いて朝から学校っていうのは、ほんまにしんどい。
このしんどい状況を何で続けることが出来たかと言うと、お金を稼ぎたいというという事もあるが、仕事が愉しかったんが大きかったと思う。
当時は、バブル真っ盛りの1980年代の後半。
居酒屋は毎日ほんまに忙しい日々が続いてた!割り当てられた仕事場は厨房で、最初は洗い場からのスタート!
ほぼ初めてのアルバイトの自分に先輩たちはほんまに親切に仕事を教えてくれた。
その熱意に応えようと自分なりに一所懸命に頑張ったのを憶えている。だんだんと仕事が出来るようになり、いろんなポジションが出来るようになって、仕事が面白くなり、自分に自信を持つようになってきた。
たくさんのことが出来るようになると、時給も上がり、だんだんと頼りにされるようになってくる。
この頼りにされる、人の役に立ってるという実感、仲間からの「ありがとう」や、「さすがやな~」とか、「助かった」とか言う言葉が、自分が自分であるというか、何かこの世界での自分が存在する意味付けを与えてくれたように思う。
もちろん、アルバイトしてる先輩たちは大学生ばかりで、仕事が終わってから、飲みに行ったり、プールバーに行ったり、カラオケに行ったりと、高校生とは違う遊びばかりで、それが楽しかったということもあったけど、やっぱり仕事の愉しさを経験でき、自分の存在に自信が持てたのは、自分の人生にとって、大きな影響を与えてくれた。
高校1年の夏から3年の秋ぐらいまで続けたこの居酒屋でのアルバイト。
怒られり、なかなか関係がうまくいかない先輩もいたし、ほんまにしんどい時があったりもした。
文句を言うて、あまり続かなかったアルバイトもいた。
けど、自分の考え方次第でその仕事、その時間が愉しくなることを経験した。
今考えると、自分の姿勢ってほんまに大切やと思う。
目の前のことに一所懸命に取り組み、たとえ最初はどんくさくて役に立たなくても、少しずつ改善されていって、少しずつやけど成長する。
くさりそうになっても、周りに馬鹿にされても、逃げ出したくなっても、とにかく一所懸命に目の前のことに取り組む姿勢は崩したらあかんし、そこは必ず乗り越えんとあかんところやと思う。
そして、ほんまに少しずつ人の役に立ってる実感が沸き、自信が出てくる。自分を認めれるようになってくる。そして、そのことを愉しんで更に成長していくんやと思う。
このアルバイトの経験は自分の原点のひとつやと思う。
最近この時のメンバーと久しぶりに会った。あれからもう30年近く経つのに未だに距離が近い仲間たち。
年末には忘年会も開催予定。ムチャクチャ楽しみ!人は人との関係によって、磨かれ成長し、輝くもんやと実感できた職場やった。
ポップコーンパパもみんなにとって、特に若い世代にとって、仕事を愉しむことを経験できるきっかけのひとつになれる職場でありたいし、それを目指していく!!