【魂源】人は何故動(うご)くのか?何故働(はたら)くのか?
先日、この言葉を初めて知った。ある勉強会での話の中で、働く人のその動機は何なのか?ということについて、出てきた言葉である。
「魂源」、まさしくこれがあるからこそ、人は動き、何かを成し遂げるんやな~と感じた。この言葉には力を感じるし、深みも感じる。「たましい」の「みなもと」、これって、僕達日本人が持って生まれたとてもとても大切なもののような気がする。僕らは本来、この魂から湧き出るような「志」というか、人生の中でどうしてもやり遂げたいことを持って生まれてくるんやろうなと、不思議とそんな感じがする。
人が動く、または働く理由は様々。多くの場合、最初は生活のため、お金のためかも知れない。しかし、何かのきっかけがあったり、いろいろな経験を通じて、自分のためより、周りの人や誰かのために動き、働くようになるんじゃないだろうかと感じる。自分自身に照らしあわしても、そのように強く思う。
自分のために仕事をしてた時は、それなりに満足感はあったものの、得るものも、感動もそれ程ではなかったように思う。今考えると、世界が狭かったというか、自分の世界の中にあるお金やモノ(目に見えるもの)も、感動や感謝(目に見えないもの)も小さいものだったように思う。今でも、自分のために動くことは多々あるが、以前より自分以外のものを意識して動き、働くことが多くなった。
そうすると、目に見えることも多くなるが、目に見えない心が震えるようなことが、人生の中で多くなったように感じる。他人のために何かをするというのは、本当に気持ちがいい。これが自分の活動の源になる。周りの人が喜ぶ顔を思い浮かべて頑張ったり、周りの誰かが成長してるのを心底嬉しく感じたりするのって、ほんまに素敵な瞬間やと思うし、やみつきになる。人の「魂源」ってこの誰かのために!っていうのが、ほんまなんとちゃうのかなと感じる。もちろん、自分のためにやるのが一番!けど、自分だけのためでは、すぐに力尽きてしまうんとちゃうやろか?ずっとやり続けるのって、誰かのためやからと思う。
先日、うちの社員さんと面談を行った。この時期はうちの会社では、一年で一番の繁忙期。みんなヘトヘトになるまで頑張ってくれている。そんな中、自分一人では、なかなか乗り越えられないのは当たり前。だから仲間、アルバイトスタッフが助けてくれる。その仲間たちに感謝してるスタッフは本当に輝いてる。謙虚な姿勢で、周りで支えてくれる仲間がいるからこそ、日々頑張れてます!と本気で思っている。ほんまに格好ええ仕事をしてるな~と感動する!!
彼らの「魂源」は、確かに自分の内ではなく、自分の外にある。だから力が出るんやろうと感じる。こんな仲間に囲まれて仕事が出来ることに感謝です!!自分自身もこの仲間のために、仲間に感謝して、仲間に恥じぬようにという、「魂源」を意識し、大切に生きていきたい。