この時期だからこその日本文化の大切さ
ここ数ヶ月、世間はコロナウィルスで大変なことになってますね。うちの会社、お店も例外にもれず、結構な影響を受けています。
2月末から4店舗中の主要2店舗が1ヶ月以上休業が続き、3月の売上は昨年の３０％くらいになってます。こんな中ですが、意外と冷静な自分がいます。今年で48歳の年男。いろいろな経験をしてきたからか、たくさんの人との出逢いから学んだことが多いからか、焦りや動揺があんまりないんです。何とも言えない不思議な感じです。周りの方たちからの暖かいお言葉もありますし、この状況のなか、頑張ってくれてるスタッフを見てると、頼もしく嬉しく思ったりもしてます。
なぜか、心の中で「大丈夫、何とかなる！」という静かな自信というか確信みたいなものがあるんです。これがなぜか不思議です。というのも、以前の自分なら心配したり焦ったりしてドタバタしてるような気もするからです。少し大人になったのかも知れません。
いろいろなことがある中ですが、先日三重、奈良、和歌山と熊野周辺でたくさんの神社・仏閣をお参りしました。さすがにコロナの影響でどの場所も参拝者の数は少ないものでした。熊野古道を歩いたり、日本の歴史を聞いたりしながら、現状のこと・今後のこと、いろいろと考える良い機会になりました。神社やお寺に行くと、やはり日本の長い歴史と伝統、そして受け継がれてきた大切な多いや価値を感じます。
ここ数年日本の歴史や現状の世界のことなどを深く学ぶようになって、特に日本の良さ・この国の文化や考え方の大切さを痛感しています。こんな大変な時だからこそ、先祖の方たちが大切にしてきたものを見直し、改めて大切にする時が来てるんやなと感じています。
参拝はいろいろと行ったんですが、その中でも印象に残っているところを二つ。ひとつは奈良県吉野郡にある玉置神社。熊野三山の奥野の宮で、ほんまに山の中の細い道をずっと奥に奥に登った先にあるすごくパワーを感じる神社です。以前からずっと行きたいなと思ってたんですが、今回それが叶いました。
この神社には呼ばれた人しか行けず、お呼びがかからなければ、何か用事が出来たり、思いもしない理由でなかなか来れないところらしいです。今回は無事に行けて、とても嬉しいし、やっと来れたという感じがしました。
なんと帰りの駐車場で見た夕日には大きな虹がかかってて、「日輪」を拝ませていただきました。ほんまに感動！こんな事があるんや！と不思議に思ったくらいです。何か神様から励まされてる感覚でした。
そして、もう一つはこの旅の一番最後に行った神武天皇の御陵。霧雨が降る夕方に訪れたんですが、辺りが少し霧がかって、何とも言えない神々しい空気が流れてました。日本建国の祖、神武天皇にもご挨拶が出来、ここでも大きなお力を頂きました。
日本人として、これからの未来のため、この難局を乗り越えて行かんとあかん！という決意が芽生えました。大袈裟かも知れませんが、それくらい思いを持って素敵なミライのためにこれから生きて行きます。仲間と共に頑張っていきます！
